「はさまれ・巻き込まれ」は、日本の労働災害の中でも死傷者数が非常に多い事故類型です。フォークリフトや建設機械、産業用機械の周辺で繰り返し発生しています。本記事では、その原因と、AI技術を使った予防のアプローチを解説します。
1. 「はさまれ・巻き込まれ」はどの業種で多いのか
厚生労働省の労働災害統計では、「はさまれ・巻き込まれ」は製造業を中心に、建設業・運輸交通業・陸上貨物運送事業などでも上位の事故類型として毎年報告されています。とくに車両・機械の可動部や走行部と作業員が接触・接近する場面でリスクが高まります。
参考:厚生労働省「労働災害発生状況の分析」(職場のあんぜんサイト)
2. 典型的な発生シーン
- フォークリフトの後進・旋回時に、通路の歩行者が車体と壁・棚の間にはさまれる
- 重機の走行部(履帯)と構造物の間に作業員が入り込む
- ラジコン・遠隔操作機械で、操作者の死角に人が進入する
3. 「近づく前に気づく」ためのAI人検知
はさまれ・巻き込まれは、接触の直前に「人がそこにいる」と気づけるかが分かれ目です。AI人検知カメラは、可動範囲に人が入った瞬間に警報し、最接近時には機械を自動停止させることで、はさまれが成立する前に動作を止めます。
4. 対策チェックリスト
- 可動部・走行部に人が近づく作業を洗い出す
- その動線にAI人検知カメラ/センサーを配置する
- 警報だけでなく「自動停止」まで連動させる
- シートベルト着用センサー等で被害拡大も抑える
まとめ
はさまれ・巻き込まれは、一瞬の接近が重大災害に直結します。AIで「近づく前に気づき、止める」仕組みを現場に組み込むことが有効です。TCIが現場に合わせた構成をご提案します。